「猫って気まぐれでしょ?」
「抱っこしてモフモフすれば仲良くなれると思ってた…」猫との暮らしにあこがれて保護猫を迎えたものの、想像と違って戸惑った経験はありませんか?
実は、猫に関する“誤解”や“思い込み”はとても多く、特に初心者さんがやりがちなミスがいくつもあります。
本記事では、猫との暮らしの中でありがちな5つの勘違いと、その背景にある猫の本当の気持ちや行動理由、そして正しい接し方について詳しくご紹介します。
これから猫との暮らしをスタートする方も、今まさに壁にぶつかっている方も、ぜひ参考にしてみてください。
✅ 勘違い①「撫でたり抱っこすれば仲良くなれる」
❌ よくある誤解
→ 人間の“スキンシップ=愛情表現”は、猫にとっては逆効果になることも。

🐱 猫の本音
猫は「自分のペース」で距離を縮めたい生き物です。
信頼関係ができていないうちに触る・抱っこする行為は、警戒心を強めるだけ。
📌 特に保護猫の場合、「触れられる=怖い経験」がある子も多いです。
✅ 正しい接し方
- まずは“見守ること”から
- 距離を縮めたい時は、猫から近づいてきたときだけ軽く撫でる
- 手を出さずに、背中を見せて座っているだけでも信頼は育ちます
✅ 勘違い②「目を見て話しかける=信頼されている証拠」
❌ よくある誤解
→ 目を見つめ続ける行為は、猫にとっては“威嚇”や“警戒”のサイン。

🐱 猫の本音
猫社会では「目を見つめる=敵意や警戒」の意味を持ちます。
やさしいまなざしでも、じっと見られるのは緊張の対象になります。
✅ 正しい接し方
- 見つめる時間は短めに
- **ゆっくりまばたきする(“猫のキス”と言われる)**ことで好意を伝える
- 視線をそらしつつ、猫の動きに合わせる
✅ 勘違い③「猫は自由気ままで放っておいても平気」
❌ よくある誤解
→ 猫はひとりが好きだから「かまわないでいい」と思ってしまうこと。

🐱 猫の本音
猫は“孤独に強い”とはいえ、信頼できる相手とのほどよい関わりを求めています。
完全に無関心でいると「自分は無視されている」と感じ、ストレスや問題行動につながることも。
✅ 正しい接し方
- 声をかける、名前を呼ぶ(※距離感を保ちながら)
- 毎日少しだけでも遊ぶ時間をつくる
- 一緒にいる時間が「安心」と思ってもらえるようにする
✅ 勘違い④「粗相をしたのは“怒っている”から」
❌ よくある誤解
→ ベッドや布団におしっこされた=嫌がらせ・仕返しだと思ってしまう。

🐱 猫の本音
粗相の多くは、「トイレが合っていない」「不安や不調のサイン」などが理由。
“怒り”で排泄するわけではなく、むしろ“安心したい”というサインであることがほとんど。
✅ 正しい接し方
- トイレの場所・形・砂の種類を見直す
- 飼い主のにおいがする布団で“安心したかった”可能性も
- 粗相を怒らず、環境を整えてあげることが最優先
✅ 勘違い⑤「ごはんさえあげていればOK」
❌ よくある誤解
→ フードと水さえ用意しておけば猫は勝手に生きていける、と思ってしまう。
🐱 猫の本音
猫は生活リズムや安心できる空間、適度な運動や刺激も必要な生き物です。
「食べる・眠る・遊ぶ・休む」すべてが整ってこそ、健康で穏やかに過ごせます。
✅ 正しい接し方
- ごはんやトイレの時間を“ある程度一定”にすることで安心感UP
- キャットタワーやおもちゃで軽い運動を取り入れる
- 静かで落ち着ける“居場所”を確保してあげる
🧷 よくある勘違いを防ぐためのおすすめアイテム
| アイテム | 理由・メリット |
|---|---|
| フェリウェイなどのフェロモン製品 | 環境変化に敏感な子のストレス軽減に◎ |
| 隠れ家付きケージ・テント | 不安なときに安心してこもれるスペース |
| 自動給餌器・静音給水器 | リズムを整えつつストレスを軽減できる |
| 猫用知育トイ・遊べるおやつグッズ | 運動不足&刺激不足を解消しやすい |
📝 まとめ|“猫らしさ”を尊重することが信頼への近道

猫との暮らしは、人間の都合や常識とは少し違ったところにあります。
「仲良くしたいから」「喜んでほしいから」と思ってしていることが、
実は猫にとってはストレスだったり、緊張の原因になっていることもあります。大切なのは、“猫らしさ”を理解し、猫のペースに合わせること。
少しずつ気持ちを寄せていくことで、猫はあなたを「安心できる存在」と認識してくれるようになります。



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