「なんで急に鳴いてるの?」「この鳴き方って怒ってる?」
猫の鳴き声には実はたくさんの“感情サイン”が隠れています。
特に保護猫や初心者飼い主さんにとって、鳴き声から猫の気持ちを読み取るのは大きな課題。
本記事では、猫が出す代表的な鳴き声の種類とその意味、よくある誤解や対応のコツについて、実例を交えてわかりやすく解説していきます。
✅ なぜ猫は鳴くのか?|そもそも猫は“無口”な生き物
猫は本来、「仲間同士で鳴き声を使ってコミュニケーションをとる動物」ではありません。
鳴くのは“人間に対して何かを伝えたいとき”がほとんどなんです。
🐱 鳴き声の主な役割
- 要求(ごはんが欲しい・ドアを開けてほしい)
- 感情表現(嬉しい・不安・怒り)
- 環境アピール(外に行きたい・トイレが汚いなど)

📌 鳴き声は“猫からのメッセージ”。それを聞き取ることが信頼関係を築く一歩になります。
✅ 鳴き声別|猫の気持ちがわかるサイン7選
① 「ニャー」=基本の呼びかけ・要求
よくあるシーン:
- 飼い主が帰ってきたとき
- ごはんの時間が近いとき
- 名前を呼ばれたあとに返すとき

意味:
→「ここにいるよ」「気づいて!」「お願いがあるの」
📌 声の高さや回数によって、甘え・要求・ちょっとした不満の違いがわかるようになります。
② 「ニャッ、ニャッ」=軽い興奮・構ってアピール
よくあるシーン:
- おもちゃを見つけたとき
- 一緒に遊んでほしいとき
- 外を見ながらテンションが上がっているとき

意味:
→「ねぇねぇ」「なんか楽しいかも!」
📌 鳴き声に“跳ねるような調子”があるときは、気持ちが高ぶっている証拠です。
③ 「ニャーン…」=不安・寂しさ・甘え
よくあるシーン:
- 夜中にひとりで鳴く
- ケージに入れて離れたとき
- 引っ越しや来客後の不安定な時間

意味:
→「どこ行ったの?」「不安だからそばにいて」
📌 長く伸ばす鳴き方は、寂しさや甘えのサイン。無視せずに声をかけて安心させてあげましょう。
④ 「ウー…」「シャー!」=怒り・恐怖・威嚇
よくあるシーン:
- 知らない人・猫に出会ったとき
- 無理に抱っこしようとしたとき
- 病院や掃除機など恐怖を感じたとき

意味:
→「近づくな!」「怖い!」「やめて!」
📌 無理に関わらず、安全距離をとること。落ち着くまでそっとしておくのがベスト。
⑤ 「グルル…」=警戒・軽い不満
よくあるシーン:
- 食事中に他の猫が近づいたとき
- 好きじゃない触り方をされたとき
- ケージに戻された瞬間など

意味:
→「それ嫌なんだけど」「やめてくれないかな」
📌 シャーほどではないが、不満・不快のサイン。すぐやめて様子を見て。
⑥ 「クルル」「ニャッル」=ごきげん・甘え
よくあるシーン:
- 甘えて膝に乗ってくるとき
- なでられて嬉しいとき
- ごはん後に満足しているとき

意味:
→「うれしい!」「いい気分~」
📌 声が柔らかくて控えめなときは、ごきげんな証拠です!
⑦ 「うにゃっ」「うーん」=夢の中/寝言
よくあるシーン:
- 眠っている最中に口が動いている
- 寝ながらふにゃふにゃ言っているとき

意味:
→「夢の中だよ」「なんか楽しいかも?」
📌 起こさずそのまま見守って。猫も人と同じようにレム睡眠中に寝言を発します。
✅ 鳴き声の“変化”が伝えるサインとは?
1. 突然鳴かなくなった → 体調不良・ストレスの可能性
→ 声帯や気分ではなく、食欲・排泄の変化も要チェック。
2. いつもより鳴き声が大きい/長い → 要求・不満が強い
→ ごはん・トイレ・環境の見直しを。来客や騒音も原因になることがあります。
3. 鳴く頻度が増えた → 認知症・発情期の可能性も
→ 高齢猫で夜鳴きが増えたら、獣医相談を。避妊・去勢での緩和も。
✅ よくある誤解|鳴き声に惑わされないために
❌ 「いっぱい鳴いてる=おしゃべり好きでかわいい」
→ 実は「不安」「退屈」「要求が通らない」と感じていることも。
❌ 「鳴いてくるから抱っこしてみた」→逃げた!
→ 鳴いている理由が“甘え”とは限りません。触られるのが好きとは限らない。
❌ 「まったく鳴かないから懐いてない?」
→ 無言でもそばに来る、目を合わせる=それが猫流の愛情表現です!
🧷 鳴き声に合わせた対応のポイントと便利アイテム
| 鳴き声タイプ | おすすめ対応 | 活用アイテム例 |
|---|---|---|
| ニャー・ニャッ(要求) | 応える前に「落ち着いて座る」→暴走を防止 | 自動給餌器/スケジュール式おやつ器 |
| ニャーン…(寂しさ) | やさしく声をかけて名前を呼ぶ | 飼い主のにおい付き毛布/フェリウェイ |
| ウー・シャー!(恐怖) | 無理に触らず、距離をとって落ち着くのを待つ | ケージ・隠れ家スペース |
| クルル・ニャッル(甘え) | 静かに見守る/名前を呼び返す | スキンシップ用のブラシ・膝クッション |
📝 まとめ|「鳴き声=気持ちのサイン」を見逃さないで

猫は「言葉」を使わない代わりに、
鳴き声、しぐさ、視線、耳やしっぽで感情を伝えようとしています。鳴き声を理解することで、猫の「安心・要求・不満・愛情」に気づきやすくなります。
そしてその積み重ねが、“信頼”という絆に変わっていくのです。
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