保護猫を家族として迎えた日。
新しい暮らしが始まるワクワクと同時に、「どう接すればいいの?」「この子、隠れたままで大丈夫?」と不安になる方も多いと思います。本記事では、保護猫との暮らしのはじめの1週間で特に気をつけたいことを5つにまとめてご紹介します。
この大切な“はじまりの時間”を、猫にとっても人にとっても心地よいものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
✅ 初日は「何もしない勇気」が大切
保護猫にとって、新しい環境は“全く知らない世界に放り込まれた”ようなものです。
私たちが思っている以上に、猫は不安と警戒心でいっぱい。だからこそ、最初の一日は「何もしない」が最善の接し方になります。
- 無理に近づかない
- 名前を呼びすぎない
- 出てこなくても心配しすぎない

ケージの中でじっとしているのなら、そのまま見守りましょう。「ここは安全だ」と思ってもらうことが、信頼関係の第一歩です。
✅ 安心できる“拠点”を作ってあげよう
猫は環境が変わると、まず「自分の安心できる場所」=“縄張り”を確保したがる生き物です。
そのために、ケージや隠れ家になるダンボール、狭くて暗めのスペースを用意しましょう。
- ケージ内にトイレ・水・フード・ベッドを設置
- カバーや布で少し囲って「隠れられる感」を演出
- ケージが難しければ部屋の一角を仕切って対応

📌「あそこにいれば安心」という場所があれば、行動範囲も徐々に広がっていきます。
✅ ごはんとトイレは信頼のきっかけに
「おいしいごはん」と「きれいなトイレ」は、猫にとって安心のサインでもあります。
特に、初日から食事や排泄ができるかどうかは、猫のストレス状態を見る大きな指標です。
- 食事は保護主が与えていたものと同じフードを用意
- トイレは静かな場所に設置(人目が少ない方が◎)
- 食べない・出ない場合は焦らず、48時間を超えたら動物病院に相談

📌 ごはんを食べたあとに少し鳴いたり、姿を見せてくれたら、それは“あなたに心を開き始めたサイン”かもしれません。
✅声のトーンと動きに注意する
保護猫との信頼関係を築くには、声のトーン・動作のゆっくりさがとても大切です。
初期はまだ、「人間は怖いもの」という認識の猫も多いからです。
- 声は低すぎず高すぎず、やさしく落ち着いたトーンで
- 歩くときはドタドタせず、静かに
- 猫が見ていないときも、気配を感じる存在として接する

📌 猫は人の“空気”を読む名人。話しかけすぎるより、「そばにいるだけ」の時間が信頼につながります。
✅ 早く仲良くなりたい気持ちは、ぐっとこらえる
「はやく撫でたい」「抱っこしたい」
その気持ちはとてもよくわかります。
でも、猫にとって人の手は“巨大ななにか”。信頼がないうちに手を出されると、恐怖を感じてしまうことも。
- 猫から寄ってくるまで、こちらからは触らない
- 見つめすぎない(猫にとっては威嚇に見えることも)
- 距離感を大切にする

📌 “猫のペース”を尊重することで、結果的に早く信頼が得られるようになります。
🧺 おまけ:あると安心なアイテム3選
- 2段以上のケージ(落ち着ける空間&トイレ分離に◎)
- 猫が好きな布素材の隠れ家ベッド(におい付き毛布もおすすめ)
- 静音タイプの空気清浄機 or 消臭スプレー(環境整備に)
📝 まとめ|“何もしない”時間こそが、最初の信頼
保護猫とのはじめての一週間は、「何をしてあげるか」よりも、「何をしすぎないか」が大切な時間です。
あなたのペースではなく、猫のペースに合わせることで、“この人は安心できる”という第一印象が心に残ります。

焦らず、比べず、そっと見守って。
それが、一生の信頼のはじまりになります。










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